労働はクソ

「労働はクソ」だと常日頃から思っている都内独り暮らしOLのブログ。仕事、休職、うつ病、受験、ミニマリスト、ブログ運営、書評等を書いています。

「女は感情、男は論理」が盛り込まれている小説3選まとめ

f:id:sachio929:20190924092404j:plainこんにちは、さちおです。

労働って、クソですよね。
いろいろなミステリー小説を読んでいると、夫婦間の考え方の違いにイライラさせることって、ありませんかね?
まさに、以下の記事に書いた内容なのですが。

www.sachio929.net

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んで、そんな「イライラ」を感じさせられて「やっぱり結婚はクソだな」って思える小説をまとめてみますね。

ひねくれた角度から小説を読んじゃうさちおなのですが、久しぶりに書評記事を書いちゃうお♪
今回は、「女は感情、男は理論」が盛り込まれている小説3選について書きますね。
※さちおの主観です。

ゆっくりしていってね!

アンサーゲーム』著:五十嵐貴久 

アンサーゲーム

アンサーゲーム

 

大手商社に勤務している樋口毅と田崎里美は結婚式を挙げた。新婚旅行を明日に控え、幸せな一夜を過ごすはずだった…。翌朝、目を覚ますと、そこは真四角の“箱”の中。そこに、ファンファーレとともにピエロが現れ、言った。「アンサー・ゲームへようこそ!」ゲームは簡単。出された問題に、二人の答えが一致すればOK!しかも問題は、二人に関係するものばかりで、十問中、七問正解すればゲームクリアです。それではいきましょう。第一問はこちら!『あなたたちが最初に会ったのは、いつ、どこで?』閉じ込められ、極限状況で試される男と女。愛か打算か裏切りか、究極の心理ゲームが今、開幕! (「BOOK」データベースより) 

新婚さんが、新婚旅行当日の朝に拉致られて部屋に監禁されて、答えを一致させるゲームに挑んでいくお話です。
携帯小説のようなノリなので、小説に慣れていない方でも気軽に読めます。
大手総合商社のエリート旦那と、ミスコン経験者で女子大出身の奥様。
外見が強すぎて誰もが憧れるような新婚さんではありますが、男女の考え方の違いからの喧嘩はすんごい。
お互いの心理描写が結構細かく書かれているのですが。
「あいつは理論武装だ!」「あいつは感情で行動する!」なんて、ストレートに相手の考え方をディスっております。
めっちゃ楽しくなっちゃって、テンション上がっちゃう。
レビューはボロクソですし、「結局何がしたかったの?」って思っちゃう物語ではありますが。
イライラさせられる心理描写を楽しむには、持って来いの作品となっております。
後、美男美女カップルなので、めっちゃ不倫が出てきます。
自分の不倫は棚に上げておいて相手の不倫を指摘しちゃう姿も、おもしろいです。
未成年淫行とか重役との不倫とかドロドロ系が沢山出てきます。
 

『望み』著:雫井脩介

望み (角川文庫)

望み (角川文庫)

 

promo.kadokawa.co.jp

東京のベッドタウンに住み、建築デザインの仕事をしている石川一登(かずと)と校正者の妻・貴代美(きよみ)。2人は、高1の息子・規士(ただし)と中3の娘・雅(みやび)と共に、家族4人平和に暮らしていた。規士が高校生になって初めての夏休み。友人も増え、無断外泊も度々するようになったが、2人は特別な注意を払っていなかった。そんな夏休みが明けた9月のある週末。規士が2日経っても家に帰ってこず、連絡すら途絶えてしまった。心配していた矢先、息子の友人が複数人に殺害されたニュースを見て、2人は胸騒ぎを覚える。行方不明は3人。そのうち犯人だと見られる逃走中の少年は2人。息子は犯人なのか、それとも……。 息子の無実を望む一登と、犯人であっても生きていて欲しいと望む貴代美。相反する父と母の望みが交錯する――。心に深く突き刺さる衝撃の心理サスペンス。

公式サイトから引用。『望み』雫井 脩介特設サイト|KADOKAWA

中学生の息子が殺人事件に巻き込まれていて行方不明となっており、その事件を巡っての夫婦間の心理描写が書かれております。
「殺されているか」「犯人として逃げているか」の二択で夫婦間の考えが真っ二つに分かれるのですが。
  • 「殺人犯としてでも息子には生きていてほしい」と願う感情むき出しの奥様
  • 「殺人犯の親として有名になっちゃうと仕事できなくなっちゃうから、息子には死んでいてほしい」と願う理論武装自営業の旦那様。
ちなみにさちおは、旦那様派の考え。さすがに殺人犯とは縁切ってもいいでしょ…
事件の全貌が明らかになっていくにつれて、沢山夫婦喧嘩をする主人公たちがすごく面白いです。
ただ、事件の全貌自体はあっけなく回想で振り替えられるので、ちょっとだけ残念。
夫婦喧嘩を沢山楽しむ小説となっております。
映画化もするそうなので、夫婦役の演技力が楽しみですね。

www.kadokawa.co.jp

『人魚の眠る家』著:東野圭吾

人魚の眠る家 (幻冬舎文庫)

人魚の眠る家 (幻冬舎文庫)

 

夫の浮気で別居状態にあった和昌と薫子の夫婦は、娘の瑞穂の有名私立小学校の受験が終わったら離婚するつもりでいた。円満な関係をアピールするため、面接試験の予行演習を待っていたある日、薫子の母や妹たちとプールに行った瑞穂がプールの排水溝の網に指を突っ込んで抜けずに溺れてしまう。和昌と薫子は病院に駆けつけるが、集中治療室に運ばれた娘が脳死状態であることを告げられ医師から厳しい選択を迫られてしまう。もう二度と目を覚まさない瑞穂の臓器を提供するかどうか。他人を思いやれる心優しい我が子を思い2人は一度は臓器提供を決断するが、最期の日、瑞穂の手がかすかに動くのを薫子は目撃してしまう。薫子は判断を覆し臓器提供を拒み、そこから心臓は動き続けるが眠り続ける瑞穂を家族の協力のもと介護しつづける。和昌はIT系機器メーカーのハリマテクスを経営しており、人工呼吸器を外し人工知能呼吸コントロールシステムを装着する手術を瑞穂に受けさせる。さらに社員の協力で瑞穂の筋肉に電気信号を流し手足が動かせるようになり筋肉量も維持していく。そこから瑞穂の体調は良くなり、普通の子がただ眠っているような姿のまま成長していくが、脳死したはずの瑞穂が動くことに気持ち悪がる人間もおり、その偏見の目は瑞穂の弟・生人にまで及ぶ。家族は薫子を思い今まで違和感を口に出せずにいたが、瑞穂の死を受け入れなければならないと考えるようになる。そして瑞穂の体調も急激に悪化し始める。人魚の眠る家 - Wikipedia

 一応、有名なやつを載せておきましょう。

さちお的には東野圭吾の最高傑作。
6歳の女の子がプールで溺れて脳死状態になっちゃう物語です。
その両親夫婦が沢山喧嘩する物語です。
「娘は生きている。」という感情的な主張を絶対に曲げず、目を覚ますまで諦めようとしない奥様。
「娘は死んでいる。じゃけん、臓器移植しましょうね~」という機械メーカー社長の旦那様。
脳死判定を巡る二人の対立となっておりますが、大御所作家なので描写も細かくてとっても読みごたえがります。
物語自体はシンプルなのですが、主人公である奥様、播磨薫子さんのサイコパスっぷりも凄く楽しめます。
  • 脳死している娘を公園に連れまわしてお散歩、気味悪がられる
  • 脳死している娘を、弟の入学式に連れて行って生きていることを見せびらかす→弟はいじめの対象に
  • 「娘は死んでない!」と叫びながら脳死している娘に包丁を突き付ける
等々。
今まで200冊くらいは小説を読んできたさちおなのですが、播磨薫子はダントツのサイコパスだと感じました。
映画版の迫真の演技もすごいので、ぜひチェックしてみてくださいませ~。