またこれ系の記事。
ほとんど既出。
ベスト5は決まっていたけど、順番が本当に悩んだ。
こんにちは、さちおです。
こんにちは、友達は本だけです。
労働って、クソですよね。
小説って、最高ですよね。
皆さんは、「人生で面白かった小説」を挙げるとしたら、何を思い浮かべますか?
『恋〇空』なんて言っちゃう、頭にタピオカ詰めちゃってる感じですかね?
それとも、映画化やドラマ化された話題作しか思い浮かべられないミーハーですかね?
ちなみにさちおは、どっちでもないです。
人生の時間は限られていますので、周りに左右されずに、自分の意志で自分の読みたい本を選び、評価してます♪
今回は、さちおが選ぶ「人生で本当に面白かった小説」ベスト5!について書きますね。
※さちおの主観です。
以下、関連記事です。
ちなみに、このブログで既出の本が結構出てくる。
ゆっくりしていってね!
そもそも、さちおの好きなジャンルは何?
基本的には、ミステリーが一番好きです。
なんでもアリの「文章」という舞台だからこそ、できる限り現実的に起こりそうな可能性のある可能性で物語を作ってほしいのですよね。
さちおは、超現実主義なの。
後、描写が細かくて綺麗な小説が好き。
たった数日の出来事を、数百ページで書いちゃう小説が、狂おしいほど好き。
SFとか、恋愛系は、めっきり興味が持てないんだよなぁ…
第5位『サイレント・ブレス 看取りのカルテ』
大学病院の総合診療科から、「むさし訪問クリニック」への“左遷"を命じられた37歳の水戸倫子。そこは、在宅で「最期」を迎える患者専門の訪問診療クリニックだった。命を助けるために医師になった倫子は、そこで様々な患者と出会い、治らない、死を待つだけの患者と向き合うことの無力感に苛まれる。けれども、いくつもの死と、その死に秘められた切なすぎる“謎"を通して、人生の最期の日々を穏やかに送れるよう手助けすることも、大切な医療ではないかと気づいていく。そして、脳梗塞の後遺症で、もう意志の疎通がはかれない父の最期について考え、苦しみ、逡巡しながらも、大きな決断を下す。その「時」を、倫子と母親は、どう迎えるのか?(Amazonより)
著者は、現役のお医者さん。
大学病院出世コースの主人公が、終末医療現場に左遷されて、様々な患者を看取る物語です。
終末医療という、なかなか手を出しにくいジャンルの小説です。
でも、医学の知識がないさちおでも、十分に理解して読むことができておりました。
最後に父親と別れるシーンは、普通に泣いた。
人との別れになんとも思わないさちおなんですが、あれはさすがに泣いた。
第4位『雪の鉄樹』
祖父と父が日々女を連れ込む、通称・たらしの家で育った庭師の雅雪は、二十歳の頃から十三年間、両親のいない少年・遼平の面倒を見続けている。遼平の祖母から屈辱的な扱いを受けつつも、その傍に居るのは、ある事件の贖罪のためだった。雅雪の隠してきた過去に気づいた遼平は、雅雪を怨むようになるが…。愛と憎しみの連鎖の果てに、人間の再生を描く衝撃作。(wikiより)
最高に描写が細かくて、美しい。
物語は、たった1週間くらいの時間軸なのですが、500ページもあるの。
でも、無駄なページは一切なく、美しさを余すことなく表現しております。
ただ、手に汗握る展開などはないため、初心者にはあまりお勧めできないかもです。
第3位『十字架』
いじめを苦に自殺したあいつの遺書には、僕の名前が書かれていた。あいつは僕のことを「親友」と呼んでくれた。でも僕は、クラスのいじめをただ黙って見ていただけだったのだ。あいつはどんな思いで命を絶ったのだろう。そして、のこされた家族は、僕のことをゆるしてくれるだろうか。のこされた人々の魂の彷徨を描く長編小説。吉川英治文学賞受賞作。(wikiより)
天下の重松清さん作品。
「重松作品では『とんび』が一番!」っていう人が多いですが、さちおはダントツで『十字架』が好き。
ストーリーはシンプルで、いじめで自殺した少年の遺書に、そこまで仲が良いとは思っていなかった主人公の名前が書いてあったことからスタート。
『雪の鉄樹』は情景の美しさを細かく表現しておりますが、『十字架』は心理描写がめっちゃ細かい。
遺書に書かれた本人の気持ちとか、マスコミに質問攻めにされる家族の心情とか。
たった一人の死ですが、取り残された人々の気持ちを、凄く細かく表現しております。
自分自身が自殺した後の世界にも思えますので、自殺したがっている人は是非読んでみてくださいね。
第2位『この闇と光』
森の奥に囚われた盲目の王女・レイアは、父王の愛と美しいドレスや花、物語に囲まれて育てられた…はずだった。ある日そのすべてが奪われ、混乱の中で明らかになったのは恐るべき事実で―。今まで信じていた世界そのものが、すべて虚構だったのか?随所に張りめぐらされた緻密な伏線と、予測不可能な本当の真相。幻想と現実が混ざり合い、迎えた衝撃の結末とは!?至上の美を誇るゴシックミステリ!(Amazonより)
言うこと無し。
描写の細かさ、トリックも最高。最強の叙述トリック小説。
下記の記事からリンク飛んでくださいませ。
第1位『ルーンの子供たち』
三部作。
唯一挙げられた、ファンタジー小説にして、第一位です。
こちらも、言うこと無し。
王道ファンタジーでもあり、さちおに読書習慣を身につけさせてくれた作品でした。
詳しい解説は、以下の記事にて。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、さちおが選ぶ「人生で本当に面白かった小説」ベスト5!について書きました。
皆様の参考になれば幸いです♪
以上、さちおからでした~。
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あとがき
毎日3記事更新も、あと少しで折り返しや。