サムネはさちおがなりたい像
こんにちは、さちおです。
労働って、クソですよね。
久しぶりに書評記事書く。
こんなクソブログ読んでいる皆様は、常に頭の片隅で「会社行きたくない」「仕事辛い」という思いがチラついているのではないでしょうかね。
そんな皆様にピッタリの小説を教えてあげます。
今回は、「『会社行きたくない』『仕事辛い』時に読んでほしい小説7選」についてお伝えします。
※さちおの主観です。
是非、参考にしてみてくださいませ。
以下、関連記事です。
ゆっくりしていってね!
- 大前提:読書はストレス解消になるので、うつ病人間はさっさと本読め。
- 『ちょっと今から仕事やめてくる』北川恵海
- 『過労死 その仕事、命より大切ですか』牧内昇平
- 『神様からひと言』荻原浩
- 『夢をかなえるゾウ』水野敬也
- 『ひよっこ社労士のヒナコ』水生大海
- 『風は西から』村山由佳
- 『七つの会議』池井戸潤
- 『ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと』鎌田洋
- 補足:本読んだだけでは人生変わりません。
大前提:読書はストレス解消になるので、うつ病人間はさっさと本読め。
うつ病寸前レベルで仕事を辛いと感じている皆様、読書しましょう
読書でストレス解消しましょう。
ラノベでも、官能小説でも、映画原作でも何でもええよ。
ストレスそのものが減りますし、読書している間は会社のこと考えなくて済みます。
書評ブログガチれば、いくらでも副業でお金稼げるようになるでしょう。
秋になったし、読書しようや。
さちおとツイッターで語ろうや。
有名作品ばかりだけど、以下、いっぱい紹介するよ~!
『ちょっと今から仕事やめてくる』北川恵海
ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した隆は、無意識に線路に飛び込もうしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。同級生を自称する彼に心を開き、何かと助けてもらう隆だが、本物の同級生は海外滞在中ということがわかる。なぜ赤の他人をここまで?気になった隆は、彼の名前で個人情報をネット検索するが、出てきたのは、三年前に激務でビルから飛び降り、自殺した男のニュースだった―。スカっとできて最後は泣ける、第21回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”受賞作。ちょっと今から仕事やめてくる - Wikipedia
【お勧めできる人:とりあえず会社やめたい人】
退職系小説の頂点。
ストーリーが単純明快で、普段からネット記事しか読んでいない皆様もすんなりと読めます。
ブラック企業に勤めている自殺寸前の主人公が復活するまでの物語です。
最後のシーンは、ちょっと泣きそうになる。
死ぬほど会社がつらくて悩んでいる人は、一回読んできてスカッとしてきてくださいませ。
『過労死 その仕事、命より大切ですか』牧内昇平
朝日新聞の好評企画が待望の書籍化!その不幸は突然やってくる。他人ごとではない「現実」を7年にわたって追った渾身のノンフィクション。過労死を「自分ごと」と感じるために。過労死: その仕事、命より大切ですか | 昇平, 牧内 |本 | 通販 | Amazon
【お勧めできる人:マジで死ぬほど会社が辛い人】
ノンフィクションなので載せようか迷いましたが、載せちゃいました。
過労死者の、裁判、労災認定、周囲の動向を知ることができます。
「仕事を苦に自殺したら、周りはこうなるんだな」ってのを知れるだけでも、自殺予防につながると思います。
サイコパス要素強めのさちおですが、読んでる途中にずっと涙が止まらなくなりました。
帯の内容がメンタルにめちゃめちゃ来るし、本読んでめちゃめちゃ泣いたの初めてでした。 pic.twitter.com/Xxgghai79q
— さちお (@sachio929) 2019年4月19日
そして、労災認定が想像以上に難しいことも書かれております。
現状仕事がつらくて体調を崩してしまいそうな人は、「万が一」の時のためにもいろいろと証拠集めをしておきましょう。
泣き寝入りを阻止するためにも。
毎週月曜日は人身事故で電車が止まりがちですが、彼らも相当辛い思いをしていたのです。
許してあげましょう。
遺族の悲しみや、企業のクズっぷりがかなり閲覧注意です。
『神様からひと言』荻原浩
食品メーカーへ転職し入社早々の会議でトラブルを起こしてリストラ要員収容所と目される「お客様相談室」へ配属された佐倉凉平が、風変わりな同僚に囲まれながら「お客様の声は、神様のひと言」というモットーのもとクレーム処理に振り回される日々の中で仕事や人生に向き合いつつ成長し、やがてまともな意見を無視する会社に疑問を抱いて上司の篠崎とともに会社と対決する姿を描く。「会社や仕事なんかのために、死ぬな」、そして「死ぬほどつらいのは、生きてる証拠です」という、著者の「死ぬな」とのメッセージが本作に込められている[3]。神様からひと言 - Wikipedia
【お勧めできる人:自分の仕事内容を好きになれない人】
大手広告代理店から中小食品会社に転職しクレーム対応部署に左遷された主人公の話。
酷い仕打ちを受ける仕事でも、最終的には自分の仕事を好きになれる過程がめちゃくちゃ感動できます。
- 「仕事が合わない」
- 「仕事がつまらない」
という人に読んでほしいです。
まぁ、さちおはこの本読んでも会社は辞めたいけど。
萩原さんのこっちの作品も感動できるから、暇人は読んでおけ。
『夢をかなえるゾウ』水野敬也
一応、有名だけど面白いから載せておきます。
主人公はどこにでもいる普通のサラリーマン。彼はこれまでにも自己啓発の本を読んだり、自らを変えようとしていたが、三日坊主の性格が災いして失敗し続けてきた。そして、会社の先輩の友人・カワシマ(実際には名刺交換しただけ)が開いたパーティーに出席した彼は、そこで有名人やアイドルの友達が談笑しているのを目の当たりにし、自分の住んでいる世界との差を痛感する。その夜、彼は泥酔したままインド旅行で買った置き物に「人生を変えたい」と泣き叫ぶと、次の朝、枕元に関西弁を話す謎の生物が。それは置き物から化けて出てきた神様・ガネーシャであった。主人公はガネーシャに振り回されながらも、夢を成すためにガネーシャの課題を行うことになる。
本書では「ガネーシャが与えた課題を実践し、身につくまで継続することが大切である。」 と謳っている。自分が変わることに期待しているうちはいいが、時間がたつと「自分は変われない」という考えになり、それがいつまでも続いていくのが変われない理由だとし、継続した実践の大切さを強調している。
【お勧めできる人:会社員生活がつまらないと感じている人】
つまらない会社員生活を「努力」しながら華やかにしていき、最終的には夢を叶える物語です。
自己啓発書としても使える内容が沢山盛り込まれております。
「意識高い系」の本に対して嫌悪感のある方は、まずはこの作品から入ってみてくださいませ。
クソしょうもないつまらない会社員生活を送っている方は、一秒でも早く読んで実践してくださいませ。
(3作品目を除いて)シリーズ全部好きですが、さちおは王道な1が一番好き。
最新作が出たばかりですので、こっちも読んでみてくれ。
『ひよっこ社労士のヒナコ』水生大海
パワハラ、産休育休、残業代、裁量労働制、労災、解雇、ブラックバイト…。新米社労士の朝倉雛子(26歳、恋人なし)が、6つの事件を解決。ひよっこ社労士のヒナコ | 水生 大海 |本 | 通販 | Amazon
【お勧めできる人:会社辛いから法律で倒そうとしている人】
さちおが社労士の勉強していた時に、手元に置いてあった小説です。
珍しく、社労士を主人公とした小説。
労基法違反の会社を、痛快にぶっ倒してくれます。
単純に、労総基準法の勉強にもなりますので、いざという時に役に立ちます。
主人公の頑張りは会社に立ち向かう勇気を与えてくれますので、是非読んでみてくださいませ。
二作品出ておりますので、気に入ったらこっちも読んでみてくれ。
さちお的、水生さんの神作品も載せておく。
『風は西から』村山由佳
過労自死———。決して、彼が弱かったのではない。では、なぜ、彼は死ななければならなかったのか? 答えを探して、大企業を相手にした戦いが始まる。 小さな人間が秘めている強さを描く、直木賞作家のノンストップ・エンターテインメント! 大手居酒屋チェーン「山背」に就職し、繁盛店の店長となり、張り切って働いていた健介が、突然自ら命を絶ってしまった。大手食品メーカー「銀のさじ」に務める恋人の千秋は、自分を責めた――なぜ、彼の辛さを分かってあげられなかったのか。なぜ、彼からの「最後」の電話に心ない言葉を言ってしまったのか。悲しみにくれながらも、健介の自殺は「労災」ではないのか、その真相を突き止めることが健介のために、自分ができることではないか、と千秋は気づく。そして、やはり、息子の死の真相を知りたいと願う健介の両親と共に、大企業を相手に戦うことを誓う。小さな人間が秘めている「強さ」を描く、社会派エンターテインメント。風は西から | 株式会社 幻冬舎
【お勧めできる人:死ぬほど仕事が辛い人】
先程紹介した『過労死 その仕事、命より大切ですか』と系統は同じです。
こちらは、一人に終点を当てた作品です。
居酒屋チェーン店の過労自殺のリアルが書かれております。
残された遺族、恋人と企業との戦いは超絶面白いです。
「仕事がつらくて自殺したらどうなるんだろう…?」って想像できない人は、さっさと読んでくださいませ。
「過労死」というセンシティブなテーマを扱っているため、内容はかなりキツイので、閲覧はご注意を。
『七つの会議』池井戸潤
一部上場の大手電機メーカー・ソニックの子会社である中堅電機メーカー・東京建電。会議の中で役職や職種の違う平凡な社員たちの不作為が作り上げていく不祥事。社員たちは立場の違いから異なる方法でそれに対峙し、不祥事の全容が明らかになっていく。七つの会議 - Wikipedia
【お勧めできる人:会社で大きなミスをした人】
ビジネス小説界の神が作った神作品。
池井戸潤さんの小説の中で、一番さちおが好きな奴です。
映画は3回見ました。
この作品内では、「命に関わる隠ぺい工作」が取り上げられております。
「会社でミスした…辛い…」なんて人も、この作品内で取り上げられている隠ぺいを読めば「かすり傷」だとすぐに気づけます。
仕事のミスを引きずりやすい人は是非読んでみてくださいませ。
隠ぺい工作と戦う主人公達もイケメン過ぎて、「ワイも頑張らないとなぁ…」なんてやる気も貰えますよ!
『ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと』鎌田洋
仕事が夢と感動であふれる4つの物語。ウォルト・ディズニーが最も信頼を寄せた「伝説の清掃員」が教えるサービスを超える働き方。ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと | 鎌田 洋 |本 | 通販 | Amazon
【お勧めできる人:働く意味が分からない人】
ディズニーランドの掃除ガチ勢の著者が書いた小説。
単純明快な「掃除」という仕事のクオリティに対するこだわりが異次元過ぎます。
「何のために仕事をしているのか」「掃除という仕事がどれほど影響を与えるのか」ということが具体的に描かれております。
その掃除という仕事に対するこだわりを通して、「働く意味」を訴えかけてきます。
社内政治ばかりで金のために働いている人は「何のために仕事しているんだろう」と自分を見失いがちになってしまいます。
是非、そんな方に読んでみてほしい作品です。
あと、ディズニーランドでインスタ映えしてる奴らも、とりあえず読め。
補足:本読んだだけでは人生変わりません。
よく「この本のおかげで人生変わりました!」なんて言っちゃう成功者がいらっしゃいますが、本読んだだけじゃ人生変わらないんですよね、いろんなところで言われているけど。
まして、この記事に書いてある本を買うことすら「めんどくさい」なんて思っちゃう人は間違いなく現状から抜け出すことも難しいと思います。
1冊でいいから、読んでみてください、何でもしますから。
是非、1冊程手に取っていただき、少しでも皆様の人生のプラスになれば嬉しいです。
読んだら、感想教えて☆ミ